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退屈しのぎにことわざを調べた。下手の横好き、下手の大連れ、下手の高慢、下手の道具立て、下手の長談義、下手の長文、下手の真似好き、下手の考え休むに似たり・・・みんなわたしに関わる文句だ。とどめは「下手に限りなし上手に限りなし」である。片手間で投げやりにダラダラ続けても上達しないものがある。といって、居直るのも芸がない。下手でも何か役立つ面をこれから考えていきたい。 ●上手下手は手先の器用さか 下手と書いて「へた」と読む。「したで」でも、「しもて」でもない。また、上手と書いて「じょうず」と読む。「うわて」でも「かみて」でもない。どちらにも「手」が絡むのが面白い。手先の器用さが反映するのだろう。漢字辞典を調べたら「手」には、身体の部分のほかに「技能」、「作業」、「やり方」、「方向」、「方面」をあらわすだけでなく「仕事を受け持つ者」、「ある技能に長ずる者」などまで幅広い意味がある。 ●下手は上手の手本 誰だって最初はぎこちない。第一に違いがでるのは手先の器用さである。また、着眼点、センス、技法にも違いがでる。前者は生まれつきだが、後者は鍛えれば改善できるものだ。そういう努力を嫌うから下手のままでとどまる。また、誰だって下手のままにとどまるつもりはないが超えられない一線がある。ただし、下手に映っても目をみはる作品もある。ムンクやゴーギャンの絵画、葛飾北斎や棟方志功の版画それに雪舟や白隠の禅画のようなものだ。でも、下手がいるから上手が際だって見える。「下手は上手の手本」ということわざもある。それを励みにして続けることも無駄ではない。 ●前車の覆る(くつがえる)は後車の戒め 下手がこうじればヘマになる。運転でいえば事故である。たとえば子どもの飛び出しがあったとする。未熟さが加わり、ブレーキで止めたりハンドル操作で回避できない事故もある。それを運転の上手下手ですますのも不毛である。自分だってそういう場合があると戒めて、事故が起きやすい場所や情況をわきまえて運転するするしかない。ことわざをもちだせば「前車の覆るは後車の戒め」である。相手の「目糞鼻糞を笑う」のでなく、自分も下手だという自覚を忘れて運転はできない。 ●人のふり見て我がふり直せ 下手のうぬぼれほど怖いものはない。理解しないのはみんながバカでアホだという居直りもでる。迷惑なのは下手にかぎって群をなし、長弁舌を並べ、高慢になり、マネを繰り返すことだろう。・・・これはすべてわたしに当てはまるから笑えない。たまには「人のふり見て我がふり直せ」ということわざを思い出す必要がある。下手の居直りは可愛くない。厚化粧でグロテスクになるのもおぞましい。 ●好きこそ物の上手なれ(好きは上手の本) 下手も続けようで上手に変わる場合がある。手先は無理でも仕事や勉強のスキルアップに多い。嫌だ嫌だと思って続けるかぎり物の見方は硬直的で消極的である。おざなりに接しているからヒラメキが欠ける。ことわざに「好きこそ物の上手なれ(好きは上手の本)」がある。不適な例だが、どうでもいい相手にはリップサービスですませても本当に気に入った人に受け入れられるためにあの手この手でがんばったようなものだ。そういうひたむきさを忘れてはならないだろう。失敗も伴うにせよ、下手なりの努力はしてみるべきである。 【追記】 ●クルマの利用法はホームページもあわせてごらんください。 http://www5f.biglobe.ne.jp/~nobu-yamada/kurumamokuji.html ●パソコン利用の「ひけつ」はどのように利用しているかの参考にしてください。 http://www5f.biglobe.ne.jp/~nobu-yamada/hiketumokuji.html |
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