道楽親父の独り言

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help リーダーに追加 RSS 坂崎幸之助の「一夜限りの音楽館」を観て

<<   作成日時 : 2008/02/16 02:05   >>

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 書きあぐねていた読書録をようやく喫茶店でまとめて帰宅すれば、いつものとおり娘が近寄り音楽番組の予告を始める。2月15日(金)にNHKテレビののプレミアム10に泉谷しげるが登場すると言う。ジ・アルフィーのメンバーとしてより日本のフォークを論じるギタリストとして活躍する坂崎幸之助が、赤い鳥の山本潤子、尾崎亜美、そして最近は「和幸」というユニットを組んだ加藤和彦も登場するという。「老人会の寄り合いか」と無視すれば、「また意地を張って。でも、見るんでしょ」と娘はそそのかす。

 それではゲストの紹介から始めます。こんなことは分かっている人ばかりでしょうがおさらいということでお許しください。我が家の子どもたちにこういう説明をするのも親父の仕事です。

 ●泉谷しげる

 吉田拓郎や井上陽水と人気を分けあったやんちゃな歌い手です。悪人面だけど奥歯にものが入らない言い草は変わらない。相変わらずバカヤロー、テメーの発言は品がないがそういう客を相手にしてきた口癖だろう。70年代のファン(いわゆる団塊世代)はけっこう口うるさかった。でも、彼はフォークと言うよりロッカーだ。「春夏秋冬」は聴きそびれたが、「眠れない夜」の絶唱は今も変わらない。口汚い割に意外に照れ屋なのもおかしい。

 ●山本潤子

 赤い鳥、ハイファイセットのあとに一人で活動している。伊勢正三とジョイントコンサートもしていた。相変わらず幅広い音域を滑らかに歌っている。ギターを弾く姿を初めて見た。赤い鳥の前にアリスの谷村新司と3か月グループを組んでいたそうだ。意外なつながりがあるものだ。「翼をください」と「忘れていた朝」は彼女でなければ歌えないというのは赤い鳥以来のファンだからだろうか。ハイファイセット時代の「冷たい雨」や「フィーリング」もわたしには忘れがたい曲だ。

 ●尾崎亜美

 ユーミンや中島みゆきに先立つ女性シンガーソングライターの先駆者である。顔にひかれてファンになったが当時は下半身デブだった。ダイエットの効果が出てセクシーになった。泉谷に言わせれば座って演奏するのがニューミュージックのようだ。自作の「オリビアを聴きながら」のほかにサディスティック・ミカバンドの「タイムマシンにお願い」も彼女のジャンルの幅広さを示すものだろう。

 ●加藤和彦

 フォーククルセーダースを解散後にサディスティック・ミカバンドを結成し、海外演奏にも出かけたのはご存じでしょう。ミカバンドにはギタリストの高中正義もいたが、ミカの歌は下手だった。今日は、坂崎と組んだ和幸のお披露目で登場。「サタディーナイトムービー」、「たそがれのビギン」、「バラバラふたり」、「いのち」を坂崎と歌ったがそれほど印象がない。やっぱり、フォークルの「悲しくてやりきれない」や「帰ってきた酔っ払い」が懐かしい。
 

 間つなぎの話題にすぎないでしょうがおもしろい発言を残しておきます。

 ●音楽は慰みものじゃない【泉谷しげる】

 昔、聴いたからとか歌ったからという懐かしさで音楽を語るのはわたしも好まない。それならレコードやCDを聴けば済む。昔とは異なっても受け入れてしまうのが音楽ではないか。これは歌い手にも聴き手にも通じるだろう。

 ●生き方を変えるのも音楽である【加藤和彦】
 
 これは音楽に携わり、あれこれ挑戦してきた人の実感なのだろう。余技が仕事になったからだろうか。すれっからしのわたしは音楽を聴いたくらいで人生を変えることはなかったけど、純真な聴き手の何人かは音楽に接して人生の転機を向かえたのかもしれない。

 最後は「あの素晴らしい愛をもう一度」の合唱

 家族でドライブをするとき子どもに嫌というほど聴かせたのがこの歌である。「命かけてと誓った」ことも、「赤とんぼの唄」も歌ったことはないけれど、「あの素晴らしい愛をもう一度」だけを大声で叫んできた。そうしなければ、通りすがりの女の子に目移りしかねないし、小遣いももらえないからである。
 テレビを眺めながら口ずさめば、息子が「父ちゃん、無理しなくてもいいよ」と言い出す。ようやく息子も歌う意味が分かってきたようである。 



    ■「想い出の唄」はフォークに限らない個々の唄の印象記です。 
http://www5f.biglobe.ne.jp/~nobu-yamada/utamokuji.html  

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