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最近は道の夕イトルがついた本に目がとまる。細道・小道・抜け道・寄り道・まわり道と本道からはずれたものが多い。こういう道には行き止まりがつきものだが先のないおやじだって迷い道は極力避けたい。だからぜひクルマにナビゲ一タ一をつけようと懇願したら、「バカ言うんじゃない。あんたの浪費で火の車よ」と一蹴される始未だ。そのくせ、もうクルマの運転はしないと言い張る五十肩のおやじにハンドルを握らせやがって・・・。 群ようこさんの『音の細道』で吉田拓郎に触れたら意外な反応があって驚いた(ブログは400を超える反応がある)。拓郎のファンが勘違いして眺めたのだろうか。何やかやいっても拓郎はカリスマ性のあったヒーローにちがいない。母性愛や愛についての堅苦しい本を読むのも疲れたから重松清さんの『オヤジの細道』(講談社文庫)を流し読みしている。夕刊フジに連載されたものをまとめたエッセイだから肩がこらない。矢沢永吉やNSP(ニュー・サデイスティック・ピンク)が急に飛び出し、重松さんが矢沢にめろめろになるのも笑えない。彼もヒーローのひとりである。 流行ったころには気に入らなかったものの、あとになって懐かしかったりするのは拓郎だけでなくビー卜ルズも同じだ。髪形や見栄えで評価されたアイドルグループあるいは「俺はあんな低俗なファンとはちがう」と毛嫌いし、ローリングストーンズやサイモン&ガーファンクルに深入りした。でも今聴いてみると何も変でなく、心地良いのも不思議である。だからといって今さら宗旨変えする気もない。そこで吉田拓郎が唄った「ビートルズが教えてくれた」を持ち出すのもわき道だろう。ビートルズについては北山おさむさんの『ビートルズ現象』や渋谷陽一さんなど多数の評論があるので恥の上塗りをしたくない。 あの唄には、《くれるものはもらってしまえ・・・もらうも捨てるも勝手さ》という図々しいフレーズがある。それを教えてくれたのがビートルズだと何度も念を押す。若いころには「無節操きわまりない」とか、「それだからおまえは・・・」と批難した。細いことにこだわらず、「くれるというならいただこう」というしたたかさがビートルズにもあったのだろう。女王陛下をいい女呼ばわりするのも並の神経ではない。それは結婚を繰り返した拓郎の自己弁護にも響く。むろん、くれるといってももらわない選択肢はあるわけでビートルズがそう決めたわけではない。それを教えてくれたのが吉田拓郎だった。 むろんこの歌詞には次のようなフレーズがあるのを忘れてはなるまい。 人が幸せになるのを 批判する権利は誰にもない みんな幸せになっていいんだ 人に迷感さえかけなければね ♪ ここには世代間の格差や取り分の争いを持ち出して、じいさんばあさんを盗人呼ばわりするような許論家とはちがうおおらかさもある。また、くれるというものにはロクなものはないし、職権が絡めばブ夕箱入りにつながる。それくらいのわきまえは意地汚いおやじにだって残っている。 こんなことを今ごろ持ち出すのもおやじの冷や水だろうか。拓郎はわたしにとってヒーローだったことにちがいはない。この歌はLP「伽草子」に収録されていますが、全文を知りたい方は次のウェブサイトで確めてください。http://www2.nsknet.or.jp/~mshr/asobi/beatles/b-takuro.htm 【補足】 わたしのホームページの「本の紹介」で2004/04/22で北山さんの本にふれています。また、シンコーミュージックからは英文の『ビートルズ全歌詩集』や内田久美子さん訳の『ビートルズ全詩集』が発行されています。 吉田拓郎のことについてはホームページの「フォークのことあれこれ」11をあわせてごらん<ださい。 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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そうそう |
おやじ 2008/04/02 17:19 |
株式会社スペックス社員日記のNACK5のDJ ぜひ読んで下さい。UHL http://blog.goo.ne.jp/specs-since1996 |
ノスタルジィー オヤジ 2008/04/11 16:49 |
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