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テレビ放送の生録音と勘違いして買い込んだCD『THE BEATLES "Live at the BBC" 』(東芝EMI、94・12・1、2枚組)を聴き流している。やけにくつろいだ雰囲気だなと思えばBBCテジオ放送の中から編んだもので、69のタイトルがあるが56曲とl3のしゃべりで構成されている。「Sha la la la la! 」とあるからそんな曲あったかなと首をひねり、『ビートルズ全歌詩集』(シンコーミュージック、1991年)を持ち出しても出ていない。次の「Baby It's You 」は若いころによく聴かされた。べビーをどう表現するかで戸惑うが「すべては君次第」というところだろうか。 添付されている解説の対訳者は木戸敦子、山本安見、内田久美子の三氏である。「Baby It's You 」は内田さんの訳のようだ。 Can't help myself Cause baby it's you Baby it's you 自分でもどうにもならないのさ べ一ビー すべては君次第 べ一ビー 君次第なのさ It〜that構文がどうこうなどとくだらぬ解説はしない。とんでもない浮気者で男を裏切ることしかしないアバズレ女という噂もあるけれど、僕はそんなことは気にしない、君だけしかいないんだよ。そんな一目ぼれ状態をべビー・イッツ・ユーの一言に集約した、たわいない曲である。さわりのフレーズは次のようなものだろう。 It's not the way you smile That touched my heart It's not the way you kiss That tears me apart 僕の心に訴えたのは そんな笑顔じゃなかった 僕の心をかき乱したのは そんなキスじゃなかった Don't want nobody, Cause baby it's you Baby it's you 誰も目に入らないのさ べ一ビー すべては君次第 べ一ビー 君次第なのさ このCDはやけにうちとけた雰囲気であっさり次の曲へ移る。かつての深夜ラジオ放送もそうだったが、吉田拓郎なんて下手な駄洒落を連発したり仲間内の暴露話で、アへアへ・ゲラゲラと笑い続けて間をとっていた。でもそれがプロモーミョンのひとつであった。ビートルズも自分たちを売り出す媒体としてラジオをとらえ、1962年にオーデイションを受けて1965年まで52回出演し、92曲のべ270回以上もライブ演奏したそうだ。このうちレコードとして公式発表されたのは52曲という。ラジオで反応を確めて曲作りをしていたというのもちゃっかりしている。 今から聴けばずいぶんまどろっこしくて単調な演奏である。今とちがって一発勝負のライブ録音だから多重演奏など論外である。むしろそういうものだからなじめる曲もある。ラブソングはこってり味よりさらっと流れる塩分ひかえめな味つけで十分である。ビートルズが嫌いだったビートルズ世代にも素直に受け入れられる曲もある。ビートルズファンを馬鹿にしてきたビートルズ世代のみなさん面白いCDもあるんですね。わたしは今もファンじゃないけど耳を傾けている。 【補記】 わたしがビートルズのファンでなかったことはホームページ「フォークのことあれこれ」04のサイモン&ガーファンクルで明記しています。でも、聴き直してみると懐かしかったり、面白い歌詞があることも否定できません。http://www5f.biglobe.ne.jp/~nobu-yamada/houkumokuji.html |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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バンドのレコーデイングでもスタジオミュージシャンの演奏が主流の時代に、 |
nao 2008/05/22 18:23 |
おっしゃるとおりです。このCDでビートルズを見直しました。 |
道楽親父 2008/05/27 23:38 |
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