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昨日は家にこもってホームページの更新を行った。30年前にひまつぶしに整理した日本のフォークと自分とのかかわりをまとめた「フォークのことあれこれ」にここ数年ブログやホームページに発表した雑記を結びつけた。個々の歌の印象を綴る「想い出の唄」と音楽をタネにしてアイドルや映画まで脱線する「音楽ざっかん」をリンク付けする単調作業も、レイアウトの微調整や新しいぺ−ジが加わってl日がかりの作業である。おかけで山下公園の花火も見そこなった。 ●脇道・枝道・迷い道 自分の趣味や関心を掲載しているブログやホームページは、本道をはずれて、脇道、枝道、迷い道をさまよったわたしの過去と同様に支離滅裂である。寄り道や脱線も旅の愉しい想い出にちがいないが、計画がずさんで感情を抑えられない性格の反映だろう。それをあえてさらすのも無節操で無恥な行動である。思いつきで始めて後悔するのはブログやホームページだけでない。一過性で終った山歩き、無線、オートキャンプ、釣り、パソコン、温泉めぐり、それにギターいじりも同じだ。それよりずっと長いクルマの運転、読書それに散策にしても自慢できることより失敗や挫折が残るだけだ。 ●書き換えはしない 誤字・脱字の訂正はしても文章の全面書き換えをしないのがわたしの方針である。即時性を優先するブログの文章を大幅に組み換えたり補正するホームページの文章も発表後は訂正しない。ずぼらだから小まめに訂正するのがわずらわしいし、発表というものはそういうものだろう。だからわたしのホームページは注や補記が多くなって論文風になる。もっとも、気恥ずかしい内容は削除すれば済む。ブログに掲載してもホームページに残さないものがあるし、わたしはブログとホームページをそのように使い分けている。ホームページはわたしの文書保存館(アーカイブ)であって残しておきたいものを自分のために集めているにすぎない。 ●「フォークのことあれこれ」の更新 いまどき日本のフォークのことに興味や関心を持つ人はいないだろう。まして30年前の印象をとりとめもなく綴ったつぶやきを読むひまじんもいないはずだ。取り上げた歌い手やグループもとっくに活動を中止し、亡くなった方もいる。だからこそあえてそのまま残したい。 今も音楽評論にたずさわる富沢一誠という音楽評論家は、かつて次のように日本のフォークを論じていた。 「それまでは時代とのかかわりの中で、フォークは音楽だったのだが、音楽を超越したところがあった。ところが、時代とのかかわりが希薄になるにつれて、フォークはより音楽的になっていった。」(富沢一誠編『フォーク大全集ー1978年版ー』共同音楽出版社、16頁) この文章については「フォークのことあれこれ 01時代区分の特異性」で取り上げているので興味がある人は読んで頂ければ幸いである。 ●時代とかかわる音楽 音楽を時代だけにかかわらせて語るのは不毛である。でも、時代とかかわる音楽は確かにある。昨年亡くなった阿久悠さんも『歌謡曲の時代』(新潮文庫、平成19年)で時代とかかわった昭和の歌謡曲とその後の流行歌を区別している。日本のフォークや歌謡曲はそういう側面が切り離せないのだろうか。 演歌、軍歌、歌謡曲、グループサウンズ、ロック、クラッシックと耳に入るものは拒まず受け入れてきたわたしが日本のフォークに親しみを持つのもこの《時代とのかかわり》である。外国語コンプレックスがあるにせよ、リズムやサウンドに惹かれてもなじめないのは自分自身や暮らしている社会との隔たりにあるのだろうか。 今さらフォークでもない。音楽性にこだわれば最近の流行歌はずいぶん洗練されている。富沢さんは先ほどの文章に、「おそらく、これからは、より音楽的になっていくだろう」と続けた。それはまた、フォークが時代から離れた音楽に変質・転化していく時代をかぎとっていたのだろう。それを懐かしんでも戻りようがないのである。だから、わたしは、昔はよかったという先祖帰りをするつもりはない。 ●これからも更新します とはいえ、あなたやわたしが通り過ぎた脇道や枝道に流れていた歌もある。それは極めて《個人的なかかわり》であって富沢さんや阿久さんがいう《時代とのかかわり》ではない。そういうものが懐かしさや嫌悪を交えて個人個人の記憶に残るのだろう。フォークだけが音楽ではないが、わたしにとっての日本のフォークは《時代とのかかわり》と《個人的なかかわり》が絡みあった音楽だったような気がしてならない。他の世代にもそんな想い出に残る音楽はあったし、これからも生まれるだろう。そういうものとしてわたしは「フォークのことあれこれを」これからも補記や注記を加えて更新していくつもりである。http://www5f.biglobe.ne.jp/~nobu-yamada/houkumokuji.html 【補記】 怠け者ですから歌手別さくいんや題名別さくいんを1年ぶりにぶりに訂正しました。最近は物理や数学の復習に追われて音楽を聴いたり、論じることもおっくうになっています。3連休を利用して30年前に綴った駄文を読み直し、こんなこともできたんだと根気があったころを思い出して苦笑しています。これも五十肩でギターもいじれず、外に出られない産物でしょう。いつになく長い文を書いて家族に馬鹿にされています。 【パソコンにかかわる文章は削除しました】 文章が長過ぎ、焦点がぼけるので「ホームページ作成の9つの作業」を作りました。大幅な削除をしていますがお許し願います。ホームページに立ち寄るのを無理じいするような気がして訂正しました。 |
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