ナマでは食べにくいホウレンソウでも

アニメのポパイの好物はホウレンソウだった。食べるだけで強くなれるならと弱虫なわたしも口にしたが生ではうまくない。でも、バターでいためればなんとか食べられる。仕事でホウレンソウを奨めても食わず嫌いがけっこういる。生では苦くてなじみにくいから味付けが欠かせないだろう。

仕事のホウレンソウは、報告の「ほう」、連絡の「れん」そして相談の「そう」である。自分が行ないが組織と結びつくことを知っての振る舞いは欠かせないことだ。互いの目的を達成するためには自分が「何を行い」、それをまわりに「伝えて」、互いに「再検討する」ことも忘れてはなるまい。

誰もが自分を理解してくれないと言う。でも、理解させるために自分がどういう働きかけをしたか口をつぐむ。分かるべきだと言っても、相手のことまで分かる人などいるだろうか。また、問われるまで待つというのも勝手だろう。説明がなければ質問をしようがない。言わなくても分かるのは神様や仏様であって、それは人間ではない。

何を言いたいのか分からない形だけのホウレンソウが最近目立つようになった。また、生のホウレンソウは電子レンジでチンする食べ物ではない。新鮮味を失った時期はずれのホウレンソウなんてうまくない。

ナマではなじめないものも調理次第で美味しくなる。ホウレンソウも同じだろう。あれこれ切り刻んだり煮込むのでなく、スパイスやドレッシングで食べれるものだ。仕事のホウレンソウだって厚化粧はマイナスだろう。何が大切であるかを整理するだけで相手がのみ込める。こってり煮込んだり細かく切り刻むより、重要度が高いものから説明する心がけも欠かせない。

野菜嫌いで、調理が苦手なわたしがあれこれ口はばったいことをならべるのも気がひける。仕事に限らず、最近のメールにしても何を言いたいのか分からないものが増えた。送ればいい、相手が分かるべきだという身勝手さが見受けられる。どうしたら相手が短時間に理解できるかを考えて送ってほしいものである。

【補記】
このブログにポパイは薬物中毒だと書いたら意外に多くの反応があった。薬に依存したり神に頼るのは常人のやることではない。また、他人に頼ったり責任をすり替えるのは卑怯である。相手に対する気くばりが欠けるのはマイナスだということも忘れたくない。コミュニケーションは一方通行でなく、双方向のやりとりである。不信も信頼もそこから生まれるのではなかろうか。


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