コード進行を表にして ダメな理由は
わたしは細かいことをあれこれせんさくするのは苦手です。
例外を並べたてるより原則にこだわるのは理屈屋だからではありません。
ものぐさで淡白だから簡単な理解で済ましています。
そこで途中経過ですが結びつきやすいコード(和音)と結びつけてはならないコードを表にしました。
◎コード進行の解説は面倒だ
和音の進行をまとめて、順番並びかえで行き詰まりました。
スリーコードや循環コードは主和音、下属音、属音で説明できますが、順番並べかえやクリシュになると音と音の結びつきにかかわるため音符を持ち出すしかありません。
コードの転回や根音の並びに♯や♭が出てくるのにうんざりします。
素人には手に負えないと気づきました。
ノートに整理しましたが説明が複雑になり、音符ソフトに打ち込むのが面倒で中止しました。
そこで音と音の結びつきを確かめるためにこどもの歌を分析し、結びつきやすい音のパターンがあることに気づきました。
それなら和音にも似たようなパターンがあるはずというのも論理の飛躍でしょうか。
先日は秋山公良さんの『よくわかる作曲の教科書』を持ち出してあれこれ難癖をつけてしまいました。
例外を並べ立ててもきりがないし、秋山さんは通行可能なコードの結びつきを解説しているからです。
そこで、コードの相性にふれている藤井英一さんの『コード・プレグレッション』の図解と比べてみます。
秋山さんの本も藤井さんの本もヤマハミュージックメディアから発行されています。
なお、秋山さんの図解は将棋盤ですが対比するために表に変えました。
◎こんなことは当たり前ですが
ここで音楽の復習をするつもりはありません。細かいことはホームページの「おとずかい」http://www5f.biglobe.ne.jp/~nobu-yamada/otozukai00.htmlでふれています。
(1)表記の違い
藤井さんの表はⅠ、Ⅱm、Ⅲm、Ⅳ、Ⅴ(7)、Ⅵのデグリーネーム表記です。
また、秋山さんはC、Dm、Em、F、G(7)、Amのハ長調(Cメジャー)の表記です。
表記は異なっても長音階の並びでは同じことです。
コードの解説はデグリーネームが多いけれど、具体的にはハ長調の和音を使います。
7番目のBm♭5は減5度音程の三全音で他のコードとの結びつきが少ないので省略されています。
(2)コードの属性
長音階のダイアトニック・コードには短調が含まれます。mは短調であることを明記しています。
ハ長調の場合は、C(Ⅰ)・F(Ⅳ)・G(Ⅴ)が長調で、Dm・Em・Am・Bm♭5が短調です。
なお、G7は四和音ですが実用性が高いので三和音の説明に使われます。
7は短音を示しますが長音階にも短音階にも付加されます。
(3)本コードと代理コード
正確に言えば本コードは主要三和音、代理コードは副三和音です。
ここで取り上げるC(Ⅰ)・F(Ⅳ)・G(Ⅴ)が本コード、その他が代理コードです。
Cは主和音(トニック)、Fが下属和音(サブドミナント)、Gが属音(ドミナント)と呼ばれます。
Cの代理和音はAmとEm、Fの代理和音がDm、Gの代理和音がBm♭5になります。
でも、Emは特殊でCとGの代理和音になります。
◎表の比較
(1)表1
表1は藤井さんの「コード進行相性表」p25です。見やすいように!に斜線をつけ、色分けしました。
同じ和音が繰り返される曲もありますが藤井さんは無意味とします。これは秋山さんも同様です。
左端(まえ)の音が横並びにどのように結びつくかを、OK・ダメ・?で表示しています。
?は使う時の条件が厳しく、ダメは使えないといいます。ダメと言いきるところがすごいですね。
でも、なぜダメかの説明は見当たりません。
(2)表2
表2は秋山さんの「コード進行通行マップ」p45の将棋図と解説をもとにわたしが表にしたものです。
秋山さんはイ短調(Am)の図解もしています。
藤井さんとの違いは通行できるものだけを取り上げていることです。△は通行できるけれど避けた方が良い進行です。
この表も藤井さんの表と同じように眺めてください。
細かくみれば、秋山さんは藤井さんが?としたコードも通行可能としています。
また、藤井さんがダメとするDm→Amを通行可とし、F→Amを避けたいとしています。
(3)表3
表3は表1と表2を参考にダメな理由を整理したものです。
?や△を進行可能と理解すれば通行不能は、Dm→C、Dm→F、Em→C、G7→Dm、G7→F、Am→Cの6つです。
G7→Dm、G7→Fは≪クラッシックの禁則≫、つまり属音から下属音に進まない(DmはFの代理和音です)によります。
Dm→C、Dm→F、Em→C、Am→Cは≪ポピュラーの禁則≫、つまり代理和音は本コードの前に置かないによります。
ただし、DmはCの代理和音でないのが気になります。
なぜ禁則になるかは音程と響きでしょうがわたしにはよくわかりません。
◎いちおうの結論
コードの進行にふれた本で和音の結びつきを図表にしたものはめったに出てきません。
全体像がつかめずに個々のコードのつながりを論じられても退屈です。
藤井さんや秋山さんはそれを明快に示しています。
なぜダメなのかを説明してくれないのがちょっぴり残念ですが、ヒントを与えてくれます。
禁則があることを確かめただけですが参考にしていただければ幸いです。
例外を並べたてるより原則にこだわるのは理屈屋だからではありません。
ものぐさで淡白だから簡単な理解で済ましています。
そこで途中経過ですが結びつきやすいコード(和音)と結びつけてはならないコードを表にしました。
◎コード進行の解説は面倒だ
和音の進行をまとめて、順番並びかえで行き詰まりました。
スリーコードや循環コードは主和音、下属音、属音で説明できますが、順番並べかえやクリシュになると音と音の結びつきにかかわるため音符を持ち出すしかありません。
コードの転回や根音の並びに♯や♭が出てくるのにうんざりします。
素人には手に負えないと気づきました。
ノートに整理しましたが説明が複雑になり、音符ソフトに打ち込むのが面倒で中止しました。
そこで音と音の結びつきを確かめるためにこどもの歌を分析し、結びつきやすい音のパターンがあることに気づきました。
それなら和音にも似たようなパターンがあるはずというのも論理の飛躍でしょうか。
先日は秋山公良さんの『よくわかる作曲の教科書』を持ち出してあれこれ難癖をつけてしまいました。
例外を並べ立ててもきりがないし、秋山さんは通行可能なコードの結びつきを解説しているからです。
そこで、コードの相性にふれている藤井英一さんの『コード・プレグレッション』の図解と比べてみます。
秋山さんの本も藤井さんの本もヤマハミュージックメディアから発行されています。
なお、秋山さんの図解は将棋盤ですが対比するために表に変えました。
◎こんなことは当たり前ですが
ここで音楽の復習をするつもりはありません。細かいことはホームページの「おとずかい」http://www5f.biglobe.ne.jp/~nobu-yamada/otozukai00.htmlでふれています。
(1)表記の違い
藤井さんの表はⅠ、Ⅱm、Ⅲm、Ⅳ、Ⅴ(7)、Ⅵのデグリーネーム表記です。
また、秋山さんはC、Dm、Em、F、G(7)、Amのハ長調(Cメジャー)の表記です。
表記は異なっても長音階の並びでは同じことです。
コードの解説はデグリーネームが多いけれど、具体的にはハ長調の和音を使います。
7番目のBm♭5は減5度音程の三全音で他のコードとの結びつきが少ないので省略されています。
(2)コードの属性
長音階のダイアトニック・コードには短調が含まれます。mは短調であることを明記しています。
ハ長調の場合は、C(Ⅰ)・F(Ⅳ)・G(Ⅴ)が長調で、Dm・Em・Am・Bm♭5が短調です。
なお、G7は四和音ですが実用性が高いので三和音の説明に使われます。
7は短音を示しますが長音階にも短音階にも付加されます。
(3)本コードと代理コード
正確に言えば本コードは主要三和音、代理コードは副三和音です。
ここで取り上げるC(Ⅰ)・F(Ⅳ)・G(Ⅴ)が本コード、その他が代理コードです。
Cは主和音(トニック)、Fが下属和音(サブドミナント)、Gが属音(ドミナント)と呼ばれます。
Cの代理和音はAmとEm、Fの代理和音がDm、Gの代理和音がBm♭5になります。
でも、Emは特殊でCとGの代理和音になります。
◎表の比較
(1)表1
表1は藤井さんの「コード進行相性表」p25です。見やすいように!に斜線をつけ、色分けしました。
同じ和音が繰り返される曲もありますが藤井さんは無意味とします。これは秋山さんも同様です。
左端(まえ)の音が横並びにどのように結びつくかを、OK・ダメ・?で表示しています。
?は使う時の条件が厳しく、ダメは使えないといいます。ダメと言いきるところがすごいですね。
でも、なぜダメかの説明は見当たりません。
(2)表2
表2は秋山さんの「コード進行通行マップ」p45の将棋図と解説をもとにわたしが表にしたものです。
秋山さんはイ短調(Am)の図解もしています。
藤井さんとの違いは通行できるものだけを取り上げていることです。△は通行できるけれど避けた方が良い進行です。
この表も藤井さんの表と同じように眺めてください。
細かくみれば、秋山さんは藤井さんが?としたコードも通行可能としています。
また、藤井さんがダメとするDm→Amを通行可とし、F→Amを避けたいとしています。
(3)表3
表3は表1と表2を参考にダメな理由を整理したものです。
?や△を進行可能と理解すれば通行不能は、Dm→C、Dm→F、Em→C、G7→Dm、G7→F、Am→Cの6つです。
G7→Dm、G7→Fは≪クラッシックの禁則≫、つまり属音から下属音に進まない(DmはFの代理和音です)によります。
Dm→C、Dm→F、Em→C、Am→Cは≪ポピュラーの禁則≫、つまり代理和音は本コードの前に置かないによります。
ただし、DmはCの代理和音でないのが気になります。
なぜ禁則になるかは音程と響きでしょうがわたしにはよくわかりません。
◎いちおうの結論
コードの進行にふれた本で和音の結びつきを図表にしたものはめったに出てきません。
全体像がつかめずに個々のコードのつながりを論じられても退屈です。
藤井さんや秋山さんはそれを明快に示しています。
なぜダメなのかを説明してくれないのがちょっぴり残念ですが、ヒントを与えてくれます。
禁則があることを確かめただけですが参考にしていただければ幸いです。
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